知って、食べて『馬瀬ひかり』

・『馬瀬ひかり』、何て読む?

“うませ”でもなく”ばせ”でもなく、まぜ。岐阜県下呂市馬瀬(まぜ)は、平成16年に誕生した下呂市の旧馬瀬村地域です。ここは、面積の95%を山林が占めており、鮎釣りで有名な馬瀬川が中央を流れる、自然豊かな山村。日本で最も美しい村連合の加盟地域でもあります。そんな場所で大切に育てられた『馬瀬ひかり』は、たくさんのこだわりがつまったおいしいお米です。

・おいしさの秘訣は水と人

馬瀬は、お水がとってもおいしい場所。「全国水の郷百選」や「全国水源の森百選」をはじめとする4つの称号をいただいています。山の中で養分を豊富に蓄えたお水を使った稲作はお米との相性がよく、うま味を最大限に引き出します。
2018年にはお米の国際コンクールで金賞に次ぐ特別優秀賞に輝きました。
恵まれた自然環境に加えて、生産者の日々の工夫と努力が『馬瀬ひかり』を作り上げています。おいしいお米で地域を元気にしようと立ち上がった馬瀬ひかり生産組合は、人にも環境にも優しい栽培方法の普及に奮闘しています。たとえば、肥料は100%有機質のものを使用。化学合成農薬及び化学肥料の使用を50%以上削減という基準をしっかり守ってお米を育てています。「ぎふクリーン農業 50」と呼ばれるこの栽培方法を実施しながらも1等米の割合が大きいのが、『馬瀬ひかり』の特徴です。
1等米とは虫に食べられることなく形やつやなど見た目で十分に実った米の割合が、およそ1000粒のうち7割以上を占めるものを言います。
つまり、馬瀬ひかり生産組合は稲作の強敵、カメムシとの戦いを制しつつも安全な米作りを実現しているのです。

・おいしさ、そして奥ゆかしさ

「このお米には、飽きのこないおいしさがあります。」
馬瀬ひかり生産組合の5代目組合長である藤澤よしゆきさんは誇らしげにそう語ります。ほぼ毎日あなたの食卓に並ぶお米。だからこそ、主役級のおいしさとおかずを引き立たせる奥ゆかしさを持ち合わせる『馬瀬ひかり』は、きっとすぐに日々の食生活に欠かすことのできない存在となることでしょう。現在同じく馬瀬にある、美輝の里・ホテル美輝の売店で販売中です。
馬瀬の豊かな自然と地元農家さんが一緒に育んだ『馬瀬ひかり』を是非一度お試しください。